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by woody-goody | 2011-03-25 06:38 | 休載

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by woody-goody | 2011-03-18 07:29 | 休載

落語をコピーすると


 落語家に入門する前、私は広告業界にいました。

 そのころの愛読書の一冊が雑誌「宣伝会議」。

 広告業界の専門誌であり、同名の会杜がコピーライター養成議座を運営していました。

 当時、コピーと言えばゼロックス、複写の方が頭に浮かび、コピーライターとはそもそも何なのか、一般にはまだ理解されていませんでした。

 商品を売るコンセプトをつくり、宣伝文旬を書くのが仕事になるという概念自体がなかったのです。

 あれから40年、この講座に講師として呼ばれました。

 コピーライターをめざす300人の生徒さんを前に落語会。

 謝礼は?と聞かれ、私は答えました。

 「せっかくの御縁ですから、謝礼はいいから、全員に事前に落語に対するイメージやキャッチフレーズをコピーにしたのをプレゼントしてください」

 コピーがギャラ、という初の落語会が実現しました。

 それは、久しぶりに独特の緊張感漂う会場でした。

 そりゃそうです。全員が生徒で、しかもそこそこいい大人です。

 落語のキャッチフレーズコピーは6000通以上が集まり、コピーライター講師の谷山雅計さんと角田陽さんが選び出した厳選コピーは34本。

 これを私の落語の合間に大写しにして一緒に感心したり笑ったり。

 さてそのコピーの中からいくつか、掲載許可もいただいたのでここに発表いたしましょう。

 「『デキる営業マンは落語を聞いている』という本が出版されてもおかしくはない」

 「寒い日の落語は、格別だ」

 「部下の失敗を、落語だと思ったらすこし許せた」

 「人間がカンペキだったら、落語は生まれませんでした」

 「10年前も同じ話を聞いて笑った気がする。俺がバカなのか、落語がすごいのか」

 「いつか笑い飛ばせる日が来ると、江戸時代の人が教えてくれた」

 ああ、すべて書ききれないのが、こんなにももどかしいとは。

 では最後に、優秀賞に選ぱれた3作品です。

 「あたしのピンチには、どんなサゲが待っているのだろう」

 「今日はあなたの隣人の話だよ、明日はあんたの話だよ」

 「幸せとは、今ここで笑っていること、なんかじゃないでしょうか」

 本当にやってよかった落語会でした。
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by woody-goody | 2011-03-11 11:15 | 体験

入試問題になった落語

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 そのうち、「入学試験会場には、全裸で入場していただきます」という時代がくるんじゃない?と言いたくなるぐらいの悪知恵、ここまで来ましたか。来るような気はしてましたが。

 携帯電話で質問を送れば誰かが答えてくれるというサイトを利用、そこで得た解答を試験用紙に記入するという荒技で合格を狙ったらしい受験生。

 生徒と先生になったつもりのサイトですが、実際の受験に使ったら犯罪になることに気付いていない。そこが問題です。

 また、人生を決める大事な局面で、サイト上の答えを疑わないのも問題。

 入試関連で思い出したのは、何年か前に私の落語が入試問題に採用されたことがありました。

 それがわかったのは、北海道の大学から封書が届いたからでした。

 「あなたの落語から、昨年度の入試問題を作成させていただきました。この度、入試問題集を発売することになりまして許可をいただきたく御連絡いたしました」といった内容。

 驚いたポイントは二つ。

 まず、なんで事後承諾なの?と。でも、すぐに気がつきました。入試問題なんだもの、事前に承諾をとっていたら問題が漏れちゃうもの、それは無理。

 もうひとつは、いったい私のどの新作落語なんだろう?という興味でした。

 ところがそれはなんと古典落語の「だくだく」でありました。

 たくさんの落語家がやってる「だくだく」なのですが、私のは違ったオチをつけているからということでした。

 貧乏な男が引っ越したはいいが、家具一つないがらんとした部屋があまりにも殺風景だからというので、隣に住む絵が上手な人に壁に家具の絵を描いてもらい、そこに間抜けな泥棒が侵入、途中で家具はすべて絵なのに気付き、それならと絵に描いたものを実際に存在している「つもり」になって泥棒ごっこを始め、それに気付いた住人も泥棒を捕まえる「つもり」になって二人で遊び始めるという落語。ネットもロールプレイングゲームもない時代に、二人でアドリブでバーチャルに遊ぶ豊かな噺です。

 さて入試問題は、この騒ぎになにこと?と心配してやって来た隣の住人はなんて言ったでしょう?というもの。正解は「助けに来たつもり」。

 私が考えたオチですが、受験生諸君がどんな答えを書いてくれたのか、正解じゃなくっても、サイトで問い合わせたいのは私です。



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by woody-goody | 2011-03-04 23:51 | 社会


立川志の輔のエッセイ(毎週金曜日毎日新聞に掲載)


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