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今週は休載です。

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今週は休載です。1月18日から再開します。

皆様、よいお年を!

管理人:青石伸一郎
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by woody-goody | 2007-12-28 23:10 | 休載

落語「堪忍袋」がグッズに

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 今年最後のコラムになります。

 2007年は、いよいよ落語ブームが本格的になってきたと感じた年でした。

 私が高校生のとき、初めて買ったレコードが井上陽水さんの「氷の世界」。

 何度も何度も、針がすり切れるほど聞きました。

 その当人に、雑誌の落語特集で会えるなんて思ってもみませんでした。

 今まで落語とはとても縁のなかったおしゃれなファッション雑誌や経済誌までもが落語を取り上げ、テレビドラマも始まり、CDやDVDも続々発売になっています。

 落語関連本が出版された数も今年が一番ではないでしょうか。

 不況に悩む音楽業界や出版業界の一角を落語が占めるようになったのです。

 これは高座でもよくしゃべることですが、会社のお勤めが終わり、さて落語会へ出かけようとしたときに「今日はどこへ出かけるの?」と同僚から聞かれ、昔なら恥ずかしくて「いえ、ちょっと」と、具体的に口にできなかったのが、今なら堂々と「落語会へ行くの」と言えるようになったそう
です。

 そんな状況の中、落語グッズも発売になっています。

 「叫びの壺」210グラム、ABS樹脂製4980円。

 管楽器のミュート(消音)機能が壺の中に仕込まれているため、壺に向かって大きな声でどなっても普通の声の大きさになるというもの。

 ストレス解消にもってこいなのだとか。

 これ、落語「堪忍袋」そのものなんですね。

 あまりにうるさい夫婦喧曄をとめるべく、隣の人が仲裁にやってきました。

 腹を立てて損をした人と、カメの中に腹が立つことをどなりこみ普段は笑顔で成功した人の話をしながら、一つのアイデアを提案。

 袋を縫ってその中にしぶくにさわったことを吹き込めぱいい、気が済んだらニコニコ顔にもどり喧曄もなくなるだろうという「堪忍袋」のススメ。

 さてこれが長屋で評判になり、みなが堪忍袋を借りにくる。もう袋の中は不満や愚痴でパンパンに膨れあがり、あるときついに口紐がほどけて…。

 ストレス解消「堪忍袋」が現代に「叫びの壷」として蘇るなんて。

 落語は時代を超えて、人が抱える間題を見据えているのですよねえ。

 私はと言えぱ、パルコーカ月公演を控え、ただただ声をからさないように、それぱかり、どなるなんてとんでもないという状況ですが。

 では、よいお年を!

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by woody-goody | 2007-12-21 06:50 | 芸能

旅行、手荷物確認

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 暮れから正月にかけて、旅行客が増える季節。

 海外、国内問わず、飛行機には乗り慣れている私が、大変なドジをやらかしました。

 ああ、恥ずかしかった。

 空港でチェックインする際に、預けようとしたスーツケースがひっかかったのです。

 保安検査場のX線検査装置で発覚。

 末端価格100円のブツが発見されてLまいました。

 「お客様、ライターが入っております」

 ビンなどの割れ物とライターは預けるものの中に入れてはいけない、ということはなんとなくは知っていました。

 だから、入ってるわけがない。

 入れた覚えがない。

 ところが検査装置にはしっかり映っています。

 「ほら、ここに」と指さされれぱ納得するしかありません。

 せっかくきれいに整理して詰め込んだスーツケースの中をここでもないあそこでもないとひっくり返してみるが、見つからない。

 5分経ち、10分経ち、入れてないという確信が自分にあり、腹立ち紛れに探すものだから、なかなかみつからない。

 そんな中、係員が一言「お客様、ライター持ち込みは、御自分でお持ちになってる1個だけです」

 焦っているのに、私はここに鋭く反応、「えっ、自分で持ってるのはOKで、スーツケースの中だとダメなんだったっけ?」

 「手荷物の中に入っていますと、振動でライターがこすれて自然発火する恐れがあるからです」

 なるほど、そういう前例があったのだろうと思いながら、またライター捜索にかかります。

 機械はえらい。X線に映ったものは、やはりありました。

 自分では身に覚えのない、お菓子の「柿の種」と一緒に入っていました。

 わけわかんない。

 正確に言うと、なぜかお菓子を入れた白いビニール袋の中に一緒に入っていたのです。

 俺、こんなとこに入れたか?

 直前の行動が把握できなくなっている自分に唖然。

 職務を全うしている空港の係員の方、私の後ろで延々待たされた方、こ迷惑をおかけいたしました。

 ひっかき回したスーツケースの中を再び整理しなけりゃいけない面倒、なにより旅の初めの不愉快は、気持ちが暗くなる。これから旅行に出かけるみなさま、くれぐれも、スーツケースに収納する際は自分の為に、どこになにがあるかを記憶し、すぐ出せるようにしておきましょう。

 ガッテンしていただけましたでしょうか?
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by woody-goody | 2007-12-15 05:55 | 社会

自動化の波、車、掃除、ギター

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 人間どうしで成り立っている組織があちこちで疲弊し、ゆがみ、故障を起こしているのに、機械の世界では次々に自動化が進んでいます。

 人間が楽になるからというより、機械の側が、もう人間を信用できないから俺たちに任しておいてと言ってるかのよう。

 その機械を作ってるのは人間なんだけどね。

 自動車会社が開発した「安全運転支援システム」には驚きました。

 赤信号を見落として交差点に進入しようとすると、警告を発し、それでも強引に進もうとすると、車が自動的にブレーキをかけるというシステム。

 このためには、路上に設置された通信機器と車両を無線通信でつなげるというシステムをつくりあげておく必要があるのですが、案外早く実用化されるような気がします。

 交差点を別の車が横切ろうとした場合も警告を発し、出合い頭の衝突を防止してくれるそうなので、漫画や未来映画で見たことがある運転手のいない車もそう遅くない時期に出てくるか。

 先日、電気の安売り店で「お掃除ロボット・ルンバ」を見ました。自動的にゴミを感知、、ひとりで動き回り、掃除が終わると自分で充竃器のところにもどるというから、かわいいじゃありませんか。

 これが7万円台で販売され、もう少し上のクラスになると、なんとなんと、掃除スケジュールを指定できる。

 毎朝8時にセットしておけぱ、きちんとひとりでに掃除をすませるすぐれもの。

 そこまでやるか。

 日本ではなくアメリカ製。

 それもそのはず、私のまわりでは、ルンバに動き回ってもらえるほど物が置かれていない広い床の家に住んでる人はいないもの。

 日常生活ばかりか、趣味の世界にも自動化の波は押し寄せていて、アメリカギブソン社からは自動チューニングギターまで発売になりました。

 ギターは弾きたし、けれど最初のチューニングでつまずいて、、せっかく手に入れたギターも今は押し入れの奥深く、という方も多いはず。

 こうなると、洗濯物がたたまれて出てくる洗濯機、米をといでくれる竃子炊飯ジャー、賞昧期限を感知、期限切れはすぐさまゴミ箱へ、という冷蔵庫も発売になるか。

 冗談で思いついただけですが、いや、すでにこれを日夜研究開発している人がいるのかもねえ。
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by woody-goody | 2007-12-08 14:29 | 社会


立川志の輔のエッセイ(毎週金曜日毎日新聞に掲載)


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